ヴィンテージジーンズの染み抜き|60`Sリーバイス501XX錆び染みの除去事例


【ヴィンテーデニムの染み抜きはディテールを熟知した職人が担当】

◇ヴィンテージデニムの取り扱い実績多数あり ◇リーバイス、Lee・ラングラー等、安心してお任せ ◇安心の事前お見積り

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「ヴィンテージデニムに多い錆び染み/その理由を考察」

ヴィンテージジーンズの染み抜き事例です。ご依頼品はリーバイス501XX。1960年代の個体であると推測されます。主な染みの付着状況は経年により酸化変色した鉄分を含む錆び染みがお品の各所に点在している状態でした。年代の古いヴィンテージデニムではよく見られる典型的な事例となりますが、このようなサビ染みが発生する原因として考えられる事として真っ先に思い浮かぶのが、リベットやボタン裏等の金属パーツの錆が生地に転移した事により染みになる事です。それ以外には、洗濯による不具合で、普段から水質の悪い錆び混じりの水で洗っていた事が考えられます。1960年代当時の米国の農村地域においては、水道等のインフラ整備が不十分であった可能性が濃厚で、デニムが元々労働者のワークウェアとしての位置づけだった事からひも解くと、そもそも水道設備すら無く、生活用水に井戸水等を使用していた事も想像できますので(水道が有った場合でもいわゆる硬水であった可能性大)、ヴィンテージデニムに錆び染みが多い理由として論理的に結びつくかと思います(金属パーツの錆の有無に関わらず錆び染みが付着している事が多いです)

「脱色を伴いながら付着する錆び染み/お客様の拘りを優先」

もっとも、この点については、ご依頼主をはじめとする愛好家にとっては、ヴィンテージデニムを所有していく上での了解事項である事が多く、中に「錆び染みはヴィンテージデニムの勲章」であるとの考えの元、極端なケースでは「染み抜きする事は悪である」と、持論を主張される方も実際に居られます(過去には私共が運営しているSNS対しアンチコメントが寄せられた事があります※現在は削除されているようです)

染み抜き実施の有無は人それぞれの価値観に委ねる事として、当方の立場としては依頼されたからには、染み抜きを実施させて頂く事になります。錆び染みを除去していく上での問題点は、染みの付着に伴い必ずと言ってよい程に脱色が発生しており、錆び染みを除去しただけでは、実施箇所の脱色が表面化するだけの結果に止まる事となります。そのような状況下において、染み除去の結果、やむを得ず表面化した脱色については染色を施して周囲の色に合わせて行く事となりますが、この点についても染色による補完の有無を巡り、お客様それぞれでこだわりがあるようで、「染色も含めて奇麗にして欲しい」派と「脱色が表面化しても自然な状態を維持したい」派、に分かれる事となります。今回の事例においては染み抜き後の染色実施の有無を、事前にお客様に打診させて頂いた結果、錆び染みの除去後は脱色が表面化した場合でも染色は不要で「自然な状態で仕上げて欲しい」旨のご要望を頂きましたので、自己評価では不完全な仕上がりながらも、お客様のこだわりを優先する形で仕上げさせて頂きました。

 

「意外に難しいスレキの染み抜き」

また、今回はジーンズの表側だけでなく、貫通する形で付着していた裏側の染みや、ポケット内側のスレキの染みも併せて除去させて頂いております。

ヴィンテージジーンズの場合は、スレキ部分にも染みの付着が及んでいるケースが多いですが、古い染みの除去に有効な漂白を実施する事によって、実施部分だけが奇麗になり過ぎて、汚れている黄ばんだ生地の中にあって、逆に悪目立ちする事がありますので、実は本体以上に染み抜きが難しい部分になります。必要以上に染みを除去せずに、周りの汚れに馴染ませるように制御しながら漂白する高等技術が求められるのがスレキの染み抜きです。

同様に、裏側の染みを除去する際には、表側に染み抜き剤の作用が及んで色落ちや色滲みが発生しないように注意をしながら、紙一重で処理する技量が試される事になります。

 

【リーバイス501XX主要ディテール】

※「任せて良かった」と思って頂くために・・

せんたく屋太郎では、ヴィンテージデニムの染み抜きをお引き受けする上で、ご依頼頂くお品を細部に至るまで徹底的に調査した上で臨んでおります。その事自体、染み抜きの結果に直接影響を及ぼす訳ではありませんが、事前にディテールや色落ちの程度、ダメージの有無等を把握する事によって、ご依頼品対するお客さまの思い入れや拘りにまで思いを馳せながら、染みの除去だけに止まらず、せんたく屋太郎ならではの+αの要素を大切にして日々取り組んでおります。

 

◇リーバイス501XXの象徴的なディテール「Vステッチと隠しリベット」

◇センターループがズレた「オフセットループ」が目を引くXXらしい個体です

◇トップボタン裏の刻印は

ヴィンテージデニムの鑑定は特定の部分を確認しただけでは判断できませんので、細部のディテールを合わせ読む事で年代やアイテムを絞り込んで行きます。

例えば、ボタン裏に刻まれた数字やアルファベットの刻印を確認する事で製造工場が判りますが、この刻印にはヴィンテージデニムを鑑定する上で更に重要な役割があります。

リーバイス501の最大の特徴はフロントがジップではなく、ボタンフライ仕様になっていますが、生地に直接固定されているこの部分については、オリジナルパーツを再利用しての修理が基本的には不可能である事から、偽造が出来ない(厳密には限りなく不可能に近い)この部分を確認する事によって、その個体の真贋鑑定が出来ると言う訳です

◇紙パッチは辛うじて残っています

この当時の紙パッチは耐久性が低かった事もあり、現代において(2026年4月)パッチが製造当時のまま付いているヴィンテージジデニムは少なく、大抵の場合はパッチが全て取れているか、今回の事例の個体のように、一部が欠損している場合がほとんどです。

パッチの残存は個体を特定する上で、他、全てのディテールに勝る証明書となりますし、完全体ともなればヴィンテージ市場で高値で取り引きされる事とまります。

今回のご依頼品のように、たとえパッチの欠片と言えども、全て取れずに残っている点についてはそれだけで、十分、価値がある事と言えますが、少し、残念な点としては、パッチに記された個体の情報のほとんどが下半分に集約されている事から「そこじゃ無いだろ・・」と、思ってしまいます。

その他にも「BIG E赤タブ」「足長Rボタン」「赤耳」等

■ヴィンテージジーンズの染み抜き参考料金:¥10,000~(染み付着に伴い脱色が見られる場合)

■この事例の参考料金:¥12,000~(実施作業制限)

主な施術内容:点在する錆び染みの除去(スレキ・裏側含む) 水洗いクリーニング 整形プレス

※消費税、送料・各種手数料は別途お客様ご負担

※染みの付着状態や衣類の材質により料金は異なります

 

【ご依頼方法のご案内】

①LINE・メールで事前相談、または宅配で集荷を依頼

※LINE・メールでのご相談は、利用方法や発送手順のご案内となります。
※実際の集荷手配はお客様ご自身でお願いいたします。
※宅配集荷フォームからご依頼いただいた場合のみ、集荷手配が完了します。

②ご依頼品到着後返信後お見積り

③作業後にご返送

染み抜き・クリーニングのご依頼は、宅配便等で下記のアドレスに衣類をお送りください
衣類が弊社に到着次第、検品を行い、折り返し見積もり等をご連絡させて頂きます

 

【重要】宅配集荷フォーム以外からの発送は次に示す項目(必須)を事前にご通知願います

1、お客様氏名(フルネーム・ふりがな)
2、お届け先住所(〒番号・番地・部屋番号まで正確にご記載ください)
3、電話番号(常時連絡が可能な携帯電話番号を推奨)
◇その他、ご要望がございましたらご記入ください

以降、ご連絡等やり取りにつきましては、文面にて実施させて頂きます。

お電話でのご質問にも対応させて頂きますが、ご依頼確定等、最終的な意思決定につきましては、文面でのご同意を必要と致します(※必要な場合を除き当方から電話は致しません)

染み抜き完了後、宅配便にてご指定のお届け先住所宛に発送させて頂きます。
お支払いにつきましては、代金引換でのご精算とさせて頂きます(現金、主要クレジット対応)

▶ 利用規約はこちら(必ずご確認ください)

〒515-2602
三重県津市白山町二本木3839-29

株式会社 イウチせんたく屋太郎
担当:井内雅一
電話番号(059-262-3482)
メール(こちらをタップ)

URL:http://せんたく屋太郎.com/

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